よくあるご質問

Q1. 健康で快適な毎日を過ごすには?

ポイントは「正しい食生活」です。

私たちの身体は食物でできているといっても過言ではありません。すなわち、食物の栄養は血液を通して各体細胞へ供給され、老廃物を除去しているので、血液のおかげで生命維持できているからです。中国には古くから『医食同源』という言葉がありますが、これは、食べること=「医」であり「食」であるという意味で、「食べ方を誤ると健康を損ない、正しい食生活をすれば健康が保たれる」という教えです。 また、偏食が健康や美容ばかりでなく、精神にも影響を与えることが最近の研究でわかってきました。たとえばビタミンB1不足やカルシウム不足は、イライラや集中力・記憶力の低下の原因、ビタミンC不足は情緒不安定に、ビタミンA不足は抵抗力が低下し、風邪をひきやすくなると言われます。
「バランスのとれた食生活」これこそが何にも勝る予防薬なのです。

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Q2. 自然治癒力って?

「自分の身体を自分で治す力」のことです。

人間の身体には本来、自分の身体は自分で治そうとする働きがあります。ちょっとした傷なら、放っておいても治ってしまうことがありますね。それが自然治癒力です。しかし、食生活のアンバランスに加え、食品汚染や環境汚染、薬害、ストレスなどの影響で、この力がだんだんと弱くなっているのが現状です。今や身体に悪影響を与えるものを完全に排除することは不可能だとしても、少しでもそれらの影響を受けないようにすると同時に、自然治癒力を高めていくことは可能です。まずは食事に気を配ることから始めてみましょう。たとえば、「主食はなるべく未精白のものにし、食品添加物を使っていないもの、有機栽培や無農薬のものを選び、旬のものを意識して食べる」などをすることで身体に与える悪影響をぐっと抑えることができます。また、適度な運動と心地よい睡眠をとり、規則的な生活、笑顔を忘れない生活を心掛け、ストレスをためないことも大切。心が満たされると自律神経の働きも良くなり、自然治癒力も高まってくるからです。

 

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Q3. ビタミン・ミネラルについて教えてください。

身体の機能を正常に保つ、縁の下の力持ち。

ビタミンもミネラルも食品に含まれる量はわずかですが、生命を保つには絶対に欠かせない栄養素です。人間の身体に必要な必須ミネラルは18種類で、たとえばカルシウムが骨をつくり、精神を安定させることは知られていますが、リンも骨や歯をつくります。ナトリウムは体内の水分の調節に役立ち、亜鉛は免疫力を高め、発育促進や味覚・嗅覚を正常に保ちます。また、マンガンは愛情のミネラルと呼ばれています。ビタミンもまた種類が多く、それぞれ特有の生理作用をもっています。たとえば、ビタミンB1 は神経系に関与して精神を安定させますし、ビタミンB2 は成長促進、ビタミンB6 はアミノ酸合成を助け、ビタミンDはカルシウム吸収を助けるなどの働きがあります。また、ビタミンEは老化防止に役立ち、ビタミンCにはコラーゲン生成やメラニン色素の生成を抑えるといった働きがあります。今は健康ブームにのって手軽な錠剤なども人気ですが、抽出したものの有効成分は化学薬品に近いので、なるべく避けるべきです。有効成分は、いろいろな栄養素を含んでいる自然の食品からとるのがもっとも自然かつ安全であることも明らかになっています。

 

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Q4. インスタント食品のとりすぎは、なぜいけないの?

イライラ、不眠、ストレスの原因に

校内暴力や家庭内暴力を起こした子供たちの食生活は、スナック菓子やインスタント食品、清涼飲料水の過剰摂取などが共通した特徴であることが、研究者の調査で分かっています。このような食事をとり続けると、カロリーは十分すぎるくらい満たされているのに、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素などが不足しています。とりすぎたカロリーを燃焼させるにはビタミンB群が不可欠です。ところがカロリーばかりでビタミンの少ない食事をしていると、体内のビタミンが使われてしまいます。そうなると、ストレスにうまく対処できなくなり、落ち着きがなく、イライラして熟睡もできにくくなってしまいます。

 

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Q5. 日本人に少ない酵素ってありますか?

多くは遺伝によって親から受け継がれています。

私達の消化液中の酵素は食物が変われば、それにあわせて変化していきます。また加齢によって酵素が少なくなることがあります。体はたくさんの酵素によって支えられますが、体内で生産されるだけでなく、食物中に含まれる酵素が、消化までに作用していることが考えられます。したがって、日本人と欧米人では食生活が異なりますから酵素の種類も変わってくると考えられます。
遺伝子からみて日本人にはアルコール分解酵素や牛乳を分解する酵素の活性が低い人がおり、日本人に少ない酵素といえると思いますが、食生活の違いで個人差がでているものと考えられます。

 

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Q6. 適応食とはなんですか?

動物はそれぞれ歯の形、腸の長さなどにより、その適応食が異なります。私たち人間に合った食生活を考えてみましょう。成人の歯の32本のうち、20本は臼歯です。また前後・左右と自在に動く下顎の運動から見てもわかるように、人間は穀物菜食に適しています。また人間の腸は肉食動物よりもヒダが多く、絨毛も発達しています。特に日本人は欧米人に比べ腸が長く、肉食よりも菜食に適しています。

また、口内で最初に分泌される消化酵素の1つにプチアリン(アミラーゼ)がありますが、これは糖質を分解する酵素であり、肉食動物は、穀類を食べないためにアミラーゼは口内消化液には分泌されません。 このように、私たち人間
の本来の適応食は、歯の形、腸の長さなどから考えても穀物と菜食であると考えられます。

 

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Q7. 身土不二(しんどふじ)とはなんですか?

人間は、その土地の食生活に合うように長い年をかけて身体を変化させてきました。
これを「身土不二(しんどふじ)」の法則と言います。もともとは仏教の教えからきた言葉ですが、自分の身と土は一体であり、自分の住んでいる国、土地でとれたものを食べよう、という意味です。

日本では古来、穀類(米、麦、ひえ、あわ)を主食に、大豆、小魚、海藻、旬の野菜中心の食事をしてきました。近年の生活習慣病の増加は、数千年もかけて日本の風土に対応するようにつくってきた先祖代々の体質に、欧米風肉食中心の食生活を急激にとり入れたことへの無理が出た、といえるかもしれません。

 

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Q8. 一物全体食とはなんですか?

「植物や動物のいのちを、感謝して、余すところなく、すべてをいただく」という考えから発していますが、口当たりの良い一部分だけでなく、全体を食べることで炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、その他ファイトケミカルと呼ばれる有効成分などが、捨てられることなく摂取できます。
例えば、大根なら葉も根も、そして根の部分は皮もすべて食べる。米なら全体食、つまり玄米です。大切な栄養素や有効成分が精製され、精白されて減ってしまった白米や白砂糖や白パンは「三白の害」とも言います。食品はなるべく未精白のものや全体を丸ごと食べるようにしたいものです。

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